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約束

by 歌モノ研究会

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      ¥700 JPY

     

1.
さよならはいつか来る 知っていたはずだ 僕が目指す先に 君はいない 大事にしまった宝物が 乾いて床に転がる音を聞いた その度嫌な夢にうなされて 眠れない夜が来る 手放してきた古い居場所に まだ君がいるような気がしているんだ せめてちゃんとしたありがとうを 言えたなら良かったなあ 後悔はないはずだった 振り返ったって重いだろう でも 僕が諦めた壁の先を 君は行く その声が 笑顔が くれた笑顔が 思い出になるのを黙って見つめていた さよならはいつか来る 知っていたはずだ 僕が目指す先に 君はいない 大事にしまった 宝物は 気付けば ひと握り残っただけで そうしたのは紛れもなく 僕だとも わかっていた 逃げてきた記憶に怯えて どこにも逃げられなくなる 間違いじゃないって ただその一言が 見つからない 「会いたい」と言葉にしてみたって そうだ 君の姿はもう小さく 揺るがない さよならはいつか来る 知っているだけじゃ 割り切れないことが山ほどあるけど 本当に手放せなかったものは こんなに少なくて 眩しいや その声が 笑顔が くれた言葉が 思い出になるのを黙って見届けた 「会いたい」と思えた それだけでいい 間違いでも 僕の壁の方へ ここでさよならだ
2.
台本は一度読めばいい セリフ演技その全てに 正解なんてそんなもの ないよ ないよ 存在しない ぼくはぼくで わたしでもあって 歌うのが好きな俺もいて わたくしは演技をするのが好きで まだまだたくさんいるのです 今日はヒーローで昨日はヒール 台本次第で誰にでも なってみせます 任せておきなさい 不可能なんて言わせないよ スポットライトの下に居させて ここなら僕で居れる 台本は一度読めばいい 彼らのことはわかっている 揺れる心も変わらぬ意思も 俺のものにする カーテンコールを終わらせないで まだまだここに居させてよ 僕自身の叫びは どうせどうせ聞こえてない ぼくはぼくで わたしでもあって アタシのことも忘れないで 俺様は踊るのも嫌いじゃない まだまだたくさんいるのです 今日は黒幕で昨日はえーっと… シナリオ次第で誰にでも なってみせます やらせてください どんな役でも構わないよ スポットライトの下で自由を 叫んだのは誰だろう 台本は一度読めばいい どの役かなんて決まってる 主役以外の場所に自分が 居るはず無いだろう? 立ち位置は間違えていないか? 最初のセリフはなんだっけ? そんな素人みたいな ミスは僕は許されない スポットライトの下に居させて 僕だけで十分だ 台本を読んで考えて 思いを馳せていられたら ぼくがわたしでアンタがおれで 混ざらなかったのか? カーテンコールを終わらせないで 舞台は続く いつまでも 日常さえ演技の ぼくのさいご 見届けて
3.
さいはての向こうに 置いてきたあの記憶はどこか 君のメロンパンを 捜しに行ってみたのにさ 戻されてしまった いつのまにか 群青は広がってく 君はまぼろしの町へ 行ってしまった
4.
世界が終わるその時まで 貴方と居たいよ蒼の海に いつか水が干上がっても 消えないでこの想い ぽたりと落ちた ひとしずく 覗き込んでは 反射して ニジイロヒカリ 眩しいよ 涙が涙が涙が 夢心地の中 愛の歌を叫んで 現実の外側に 逃げだそうとした そこにあったのは綺麗な 退廃的なビルの残骸 もう何も残ってない 世界が終わるその時まで 貴方と居たいよ蒼の海に いつか水が干上がっても 消えないでこの想い ぽつりぽつりと 吐く言葉 全部が全部 届かない 光と影を 映して 僕から君へと贈るんだ 世界は残酷で 二人を引き裂いては 蒼い空の向こう へと置いていくんだ 世界が終わるその時には 僕が居るか分からないけど きっとメッセージボトルに 乗せて 世界が終わるその時まで 貴方と居たいよ蒼の海に いつか水が干上がっても 消えないでこの想い いつか 届いてこの想い
5.
星の降る夜 君は微笑む 透明な空 夢を照らした 嗚呼、 世界は廻るよ耳元で 嗚呼、 僕は囁くよ足下で 嗚呼、 嗚呼、 あゝ。 流星のように 君は落ちていくから 僕はそれを受け止めてさ、 抱きしめるよ 星の降る夜 君は泣き出す どこにもいない 僕を探すよ 嗚呼、 世界は廻るよ耳元で 嗚呼、 僕は囁くよ足下で 嗚呼、 嗚呼、 あゝ。 彗星のように 地球を離れてくから 「そんなこともあるよね」ってさ 笑いかけた
6.
時を隔ててさがす 見果てぬ夢の影 小さき友のくれた温もりとともに 冬の夜空に見上げた星座 遠く故郷の星と 同じ輝き放つ 道しるべとなれ そして 世界の果ての海へと 懐かしき友の魂連れて 夢の途中で 聞いた潮騒は きっと 目指したあの海のもの 東の空が真っ赤に燃ゆる 高くこの手を伸ばし それでも掴めない 天が零れおちていく そして 世界の果ての海へと 懐かしき友の声を頼りに 夢の終わりで 見えた波飛沫は きっと 目指したあの海のもの
7.
「この世には愛なんて存在しない」だなんて 「求めたってここにはない」 笑顔で騙る数学者 孤独な数学者 無知な数学者 この気持ちを愛と呼ばずに何て呼ぶの? 教えてよ、ねえ 方程式を解くみたいに わたしの心から伸びる直線はあなたのもとへ いつまでも交わることはないみたいね でも この世界とは違う平面で逢いましょう 「恵まれない子どもたち 世界にはたくさんいます」 「愛の手を差し伸べて」 笑顔で騙る宗教者 愚かな宗教者 富める宗教者 あなたの名を 愛を求めて叫んでみるの 応えてよ、ねえ 恵まれないわたしに コール&レスポンス あなたの心に触れたい 伸ばした手は冷たくなって 温もりを求めているの 他の誰じゃなく ただ あなたのだけ だから お願いよ 避けないで この気持ちは 神も数も教えてはくれない そう、あなたが 私にくれた大切なプレゼント あなたの心に触れたい 伸ばした手は凍えるほどの 温もりを求めているの 他の誰じゃなく ただ あなたのだけ だから お願いよ 避けないで
8.
気付かないフリしてた 今日の今日まで だけどもう君はもう こんなに近くなっている ごまかして嘘ついて きたのだけれど どうしようもなくなって しまったんだ だって君は世界で一番(最高に) かっこいいよ分かってるでしょう? もっと近くにいてほしいんだ(いつまでも) きっといつかは叶うはずと だから 会いに行こう 君のところへ たとえすれ違ってもいいんだと 愛と愛が重力で惹かれあって 楕円軌道をも捻じ曲げるんだ 恋心はいつでも 突然やってきて まるで彗星のように 流れ行くんだ ずっと言えなかった言葉(私から) もう届いているかもしれない だけど言わなきゃいけないんだ(君にだけ) 私(前から)貴方の(ことが)好きでした! すると 君はふと 私を抱きしめ 流れ星を捕まえたかのように 「愛と愛が重力で惹かれあった」 そんな台詞を吐き出したんだ けれど私は彗星だから いつかいつか離れていくよ それでいいと言うのであれば 私、君と今は一緒に... 君は 「絶対に私を離さない」と 流れ星を捕まえたかのように 「僕と君はずっと一緒にいられる」 愛を込めて伝えてきた だから 会いに行こう 君のところへ たとえすれ違ってもいいんだと 愛と愛が重力で惹かれあって 楕円軌道をも捻じ曲げるんだ
9.
真っ暗に光る川 流れる雲を追い越して ひとり家まで歩くよ 君も今頃は もう月に帰れたのかな 地球からじゃ見えないけど こんな月が綺麗な夜は ハイボールで乾杯しよう まんまるお月さまみたいな カットレモンをグラスに浮かべて 君から貰ったタンブラー 光にかざせば 君との思い出が溢れてくる こんな月が綺麗な夜は ハイボールで乾杯しよう まんまるお月さまみたいな 君の笑顔をグラスに浮かべて こんな月が綺麗な夜は ハイボールで乾杯しよう まんまるお月さまみたいな カットレモンをグラスに浮かべて こんな月が綺麗な夜は ハイボールで乾杯しよう まんまるお月さまみたいな 君の笑顔をグラスに浮かべて ハイボールで乾杯しよう
10.
この世の暖かいものを全て集めて 静かな雑木林の傍に家を建てよう そして冬が来て全てを雪に閉ざして 開かない扉の中で紅茶を淹れよう 大抵の想いも 大概の祈りも 幸いの狭間へ消えてゆくのだろう 最大の迷いと 最小の大切なこと そしていつかは この世の暖かいものを全て集めて 静かな冬の窓辺で少し夢を見よう 言葉の愚かさの中で踊る僕らを 優しい炎が抱き留めてくれますように 隔世の想いも 喝采の祈りも 唐突の終わりが攫っていくのだろう 最大の願いと 最小の報いを求め そしていつかは この世の暖かいものを全て集めて 静かな雑木林の傍に家を建てよう そして春が来て夏が来て秋が来ても 眠り続ける君のために火を灯そう この世の暖かいものを全て集めて 静かな冬の窓辺で少し夢を見よう そしてもう一度その手が熱をやどして 優しい笑顔で抱きしめてくれますように
11.
錆びついたレイルの上 君は木漏れ日を浴びる 夢で見たシカみたい 飛び跳ねて 一つ飛ばし 枕木を足で蹴って進んでいく 夢を見るその瞳は くすんでいた 君と交わしたあの日の約束はもう叶わないまま 風に曝され雨に冒され 錆びついていく 君と交わした最後の言葉 今もこの胸に抱きしめて いつかまた君と会える日まで 歩いていく どんなにふざけてみても 線路からははみ出せない 夢でいい 今だけでも 堕ちていきたい 君に明かした幼い夢は未だ叶わないまま 忘れた振りで目を背けられ 闇に消えていく 君と交わした最後の接吻の熱がこの胸に残っている いつかまた君と会える日まで 歩いていく 歩みを止めないで 夢から醒めないで 足跡のない 日も当たらない 君が待つ場所へ 君と交わしたあの日の約束はもう叶わないまま 風に曝され雨に冒され 朽ち果てていく 君と交わした最後の言葉 今もこの胸に抱きしめて いつかまた君と会える日まで 歩いていこう
12.
三月の風吹き渡って 今年も始まる 新たな出会いの季節 期待に胸をふくらます ねえあなたは憶えてますか 私との出会い この桜の木の下で よく晴れた日のことでした あのときの輝きが 目の前によみがえる 思い出すよ 私が小さかった頃の話 ひらひらと舞い上がる きらきらと光ってる花びら 素晴らしき日の記憶は 思い出とともに 僕の前をずっと前を 振り返りもせず 歩き続けていましたね いつの間にか追いかけてた いつになっても いつになっても 追いつく事無く あなたは姿を消した この桜の木の目の前 今も同じ所で 桜が咲いているよ 憶えている憶えてるよ 今も変わらずある あなたへのあこがれは 今も消えることははなく この胸に強く抱いているよ さくらとともに あなたは私に教えてくれた 進むべき道を もう絶対に迷わない 歩いてゆこう 拝啓 私はあなたをずっと慕います

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credits

released April 26, 2015

Mastering: Euchaeta

Jacket design: はねこま雪
Special thanks: 和音、Ryu Aoki、aim、A-kid

Directed by カラクサ
Produced by 城久慈宙

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Shirokuji Chu Tokyo, Japan

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